おたより__

人権教育強調旬間



 当校では11月4日(火)から12月12日(金)を「人権教育強調旬間」とし、全校で人権教育に取り組み、人権意識の向上を図っています。
 11月12日(水)、1・2年生は講師をお招きして講演いただきました。

 1年生は、国府小学校の校長先生であられた太田敬佑様を講師に、同和問題について学び考えました。生徒の感想を紹介します。

 人権講演会ありがとうございました。小学校の頃にもコロナに関する件など人権について学んでいましたが、今日の話を聞くまで忘れていました。やっぱり繰り返し学ぶことは大切だと思いました。今回の人権講演会で部落差別のことや障害者差別への理解が深まりました。私の妹たちにもぜひ講演してほしいと思いました。

 



 こちらは、講演の話を聞きながら生徒がとったメモです。びっしりですし、自分でレイアウトも工夫しています。どの生徒もびっしりメモをとっていて、すごい生徒達だなと感心しました。これは中学校時代に見に付けたのではなく、小学校時代に先生方が丁寧に子供たちに指導してきた賜物だと思います。小学校の先生方、本当にありがとうございます。



 2年生は、上越中央法律事務所の弁護士 田中淳哉様と神谷様から、薬害肝炎に関する内容の講話をいただきました。生徒の感想を紹介します。

 ものすごい辛い経験をされた中、私達に薬害事件のことや経験を詳しく教えていただきありがとうございました。これから薬害のことを詳しく調べたり、使用する薬の副作用のことについて調べてしっかり知識を得たいと思います。偏見差別をなくすために、自分にできることをしっかり考えて行動していきます。本日は本当にありがとうございました。

 講師の方のお話を聞いて印象に残った言葉は、「なりたくてなった訳じゃない」です。それなのに差別の対象となり、偏見や誤解を抱かれて人生が変わる人が世界中にいることを知り、心が痛みました。私は、これから偏見を持ったり周りに流されたりしないように、意識して過ごしていきたいです。

 1年生の感想にもありましたが、繰り返し学ぶことが大切です。これからも継続して人権学習に取り組み、人権意識の向上に努めていきます。なお、3年生は来週実施予定です。


2025年11月13日 杉本 知之