
校長 宮川 高広 先日ラジオで、日本自動車連盟(JAF)が調査した「信号機のない横断歩道を歩行者が渡ろうとした際に一時停止した車の都道府県別の割合」について話題にしていました。2023年の調査結果では、新潟県は23.2%で全国47位!断トツのワースト1でした。2024年は、49%で全国29位と改善されたものの全国平均の53%を下回っている状況のようです。一方、お隣の長野県は9年連続で全国1位!2024年は84.4%と新潟県とは大違いです。このことについて長野県民に尋ねたインタビューがとても印象的でしたので紹介します。 「信号機のない横断歩道を歩行者が渡ろうとした際に一時停止するのは、当たり前のことですよね。停止しないなんて驚きです。自分が子どもだったころ、他の皆も当たり前にそうしていましたが、ドライバーさんが一時停止して横断するのを待ってくれたので、そのことに感謝して深々とお辞儀をしてお礼を言っていました。大人になって車を運転するようになってからは、そのことを思い出して一時停止することを心がけています。」きっと、こうした当たり前の積み重ねが県民文化として形成していったのでは?と、ラジオのパーソナリティーはコメントしていました。 (次ページに続く・・・)
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