おたより__

学校だより(2024年11月号)

がんばり行軍 Well-Being



   校長 宮川 高広
 10月23日、第78回がんばり行軍を大勢の保護者・地域の皆様方に支えられ、伝統を絶やすことなく無事に実施できました。「ありがとうございました。」テレビをご覧になられたご年配の卒業生の方から「まだ続いていたのですね。とても懐かしく、うれしかったのでお礼を伝えたい」と学校に電話をいただきました。こうした声掛けは、私たちにとってとても励みになります。
 さて、開会式では、前日に参加した研究会の講話「Well-Being」(身体的、精神的、社会的に良好な状態=幸せ)の内容を引用しました。
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『幸せを感じている人は、そうでない人に比べ創造性が3倍、生産性が+31%、離職率が~59%、積極的にチャレンジするなど、良いことずくめです。では、幸せになるには、どうしたらよいか。人に感謝の気持ちを伝えると、感謝の言葉を伝えられた人も伝えた人も幸せな気持ちが高まるそうです。今日も皆さんの安全確保のために、大勢の保護者・地域の方々のご協力をいただいています。感謝の気持ちを伝えると、幸せになり、途中リタイヤすることなくゴールできる可能性が高まります。また、目標を決めてチャレンジすると幸せになるとも言われています。私は今回Aコースに参加し、折り返し地点までは止まらずに走ることを目標にチャレンジしますが、皆さんも目標を決めてチャレンジしましょう・・・』



 生徒の完歩率は90%でした。私も何とかゴール!「折り返しまでは止まらず走る」という目標は叶わなかったものの、3日前の自分を超えたので満足!)
 地域の方々から「がんばり行軍だけは止められないよ」とよく言われます。単に伝統だから? 逆に「何でやるのか?」と問われたら・・・「中学の時に行軍にチャレンジしたという経験が自信に、経験が自慢に、行軍にチャレンジした人・支えた人(地域の人)だけが知る価値(幸せ)があるから」と答えたいと思います。