学校の様子__

いじめ見逃しゼロ重点キャンペーン



 いじめ見逃しゼロ重点キャンペーンを10月30日の全校集会を皮切りに行っています。
 全校集会では、生徒会長から今年度を振返りと昨年度までの取組の違い(今年度は中学校区ではなく学校単独で行うこと)、今年度の活動の柱について話がありました。
 活動の柱は2つあり、(1)専門委員会による日常的な活動によりいじめを生まない・見逃さない土壌を築く活動、(2)は各自がいじめについて考え実行するための活動です。
 (1)として、生活委員会と学習委員会はあいさつの推進、体育委員会と放送委員会はそれぞれミニ体育祭の開催、音楽祭に向けた企画を通して団結力や絆を深める活動の推進、加えて図書員会はいじめや読むと勇気がでる本を集めたコーナーを設けるなど行います。
 (2)として、生活委員長からは「いじめの定義」と「いじめの4層構造」の話の後、今後各自で考え実践していく上ために、事例(軽はずみな言動)の提供と課題について説明がありました。
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【事例の概要】
 Aさんは、ある芸人さんに似ているということから、友達にその芸人さんの真似をするよう言われた。嫌だったがノリが悪いと言われたくなかったので・・・周囲は爆笑・・・その後、仲間の誰かがギャグをするよう振って・・・周囲は爆笑・・・このパターンが定着・・・芸人さんの名前があだ名として呼ばれるように・・・Aはそれ以来、〇〇〇〇な気持ちになっていた。
【課題1】10月30日
Aさんの「〇〇〇〇な気持ち」とは、どんな気持ちだろうか?

 教室にもどって、各自で課題1に対する自分の考えを付箋に記入しました。そして、各自の考えを学級で共有し掲示用シートに張り付け、各学級の廊下に掲示しました。



【課題2】10月31日
Aさんの気持ちが前向きになるために、あなたができることは?
〈一部紹介〉
・先生に知らせる
・Aさんに寄り添ってあげる
・Aさんの悩みを聞いて、心の負担を軽くする
・ギャグをするよう振ってくる人に「それ、やめた方がいいよ」と言って注意する
・Aさんの仲間をたくさんつくる
・加害者にAさんが嫌がっていることを伝える
・ただ見て見ぬふりをするのではなく、Aさんをその場から離れさせたり、助けてあげる
・ただ見ているだけでなくAさんに・・・など、他にも具体的な意見が付箋には記されています。
 1か月後の振返りに