2 学校課題 (1)「自慢の生徒」の現状に慢心し危機管理(いじめ・不登校・事故)を怠らないよう、より丁寧で計画的な対応が求められる。 (2)能登半島地震の影響を受け、不易の3大行事(体育祭・がんばり行軍・音楽祭)を今年度は2学期に集中して行うことになったが、次年度以降、体育祭を5月に移行するなど生徒の意見を聞きながら3大行事の在り方を検討する。 (3)令和8年度に創立80周年を迎えるため、今年度中に記念事業の実施について意向を確認し、必要に応じて準備委員会を立ち上げる。
3 基本方針 (1)教育目標を具現化するために、「学び合い」「認め合い」「支え合い」(3領域)の視点で組織し、全教員が「学び合い」「認め合い」「支え合い」のいずれかの分掌業務を担い、諸問題の解決に向けて協働する。 (2)これまでの取組で確信を得た「教職員の愛のある対応」は、直江津中学校区重点取組事項である「信頼し合う」と通ずるものであり、各領域の取組において「信頼し合う」を明示して取り組む。 (3)本来の目的に立ち返り、目的達成のための方法を自分らしく創意工夫する。 4 手立て (1)互いに学び合い、わくわくする授業づくり ア・「信頼し合う」授業の基盤づくり イ・ICTの活用による個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実 ウ・単元テスト等による学力の保障と自己調整学習の推進 ・単元指導計画に基づく指導と評価の一体化、評価規準・評価方法の改善と明確化 ・PDCAによる指導者としての授業改善と学習者としての学習改善 (2)お互いを認め合い、信頼し合う集団づくり ア・「信頼し合う」関係づくり イ・『個別の支援計画』(現状分析・目標設定・支援策・関係機関との連携)に基づく支援 ウ・教育期「I期:自己理解・II期:自己表現・III期:他者理解・IV期:関係調整・V期:自己決定」における重点を意識した取組 エ・言語を含む健全な環境づくり (3)支え合う学級・学校づくりと感動を共有し合う行事づくり ア・「信頼し合う」生徒主体の活動の充実(年間計画に基づく計画的な取組・話合いの場の確保等)による自己指導能力の育成 イ・「いざ世のために」地域と連携した活動の充実 (4)よりよい生き方を考え、実践しようとする態度づくり ア・人権教育、部落問題学習の授業や講演会の公開と交流 イ・地域の人材や専門家等に学ぶ機会の設定 ウ・職場体験学習や上級学校訪問における体験的な学びの場の充実
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