
校長 宮川 高広 以下は、WBC2023で日本が優勝した直後に購入した本の一文です。 【『中村天風 心が前向きになる言葉』池田光著(秀和システム)より引用】 二刀流で世界に衝撃を与えた大谷選手が、渡米前に中村天風さんの本を愛読していたことは、よく知られています。本のタイトルは『運を拓く』(講談社)。この本で天風さんはこう述べています。 「最高の運命を招くべく、いかなるときにも、全てを感謝と歓喜に振りかえるよう、積極的な態度を、心に命じて活きるように努力しよう」(『運命を拓く』) 解説しましょう。心が積極的なら、すべてが感謝と歓喜で受けとめられます。たとえば病にかかった場合・・・。消極的だと「なんで、こんな病気になったんだ」と恨むばかり。感謝なんて、とても無理。逆に、積極的な心だと「もっと健康的な生活に変えなさい、というシグナルだ。ありがたい」と、感謝できます。 このように、感謝と歓喜で受けとめれば、最高の運命が招き寄せられるものです。 嫌々ながらゴミ拾いしたのでは、運は離れるだけ。大谷選手は、嫌な顔をせず、むしろ笑顔でゴミを拾っていました。 (次ページに続く・・・)
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