学校の様子__

第1回生徒総会(4月30日)

令和6年度生徒会スローガン 共創



 第1回生徒総会が開催され、いよいよ本格的に生徒会活動が計画に基づき始まります。
 質疑では、1年生が質問や意見を積極的に述べる場面がありました。

ー以下は生徒総会議案書から引用ー
1 運営方針
令和6年度直江津中学校生徒会は、「共創」のスローガンのもと、昨年度新しい視点を取り入れて実施した行事や委員会での新しい取組について、バージョンアップを図りながらより良いものにしていきたいと考えています。また、感染症対策が緩和されたことにより、活動の幅をより広げることが可能となります。より良い学校を目指すために3つの柱を掲げて活動していきます。



【全校の意見を形に】
iPadを使ってのアンケートでは、全校生徒が意見を言いやすかったのではないでしょうか。来年度は、意見BOXもデジタル化し、iPadで投稿できるようにしていきたいと考えています。場所を問わずに、気軽に投稿することができれば、一人一人の声を聴き、寄り添うことができ、積極的に全校生徒が参加できる生徒会になると考えます。また、委員会や部活動、地域貢献活動などの活動内容の発信にも力を入れていきます。直中Instagramでは、更新頻度を増やすことで、直江津地域だけでなく、遠く離れた人々にも直江津中学校の魅力を伝えます。お昼の直中ラジオでは、今ある内容を工夫し、学校での活動を気軽に紹介できる場にします。そうすることで、直江津中学校の活動を学校内外に知ってもらうことができ、日常活動への意欲が増し、生徒会活動が活性化すると考えています。

【直中の絆】
昨年度は全校レクや直フェスなど、全校生徒が一堂に会して活動する機会が増えました。今年度は、学年を越えて活動する機会を増やし、生徒間の絆をさらに強めていきます。そのための方策として、学年を越えたチーム編成の全校レクなどを実施します。学年間の壁をなくすことで、発言しやすい雰囲気になり、生徒会をより良くするための話し合いが活発になります。昨年度から始まった直フェスについても、「直中祭」と名を改め、よりパワーアップした内容にしていきます。

【当たり前を当たり前に】
あいさつや授業への取組など、学校生活を送る上で基本となる習慣を大切にします。充実した生徒会活動を実現するためには、互いに挨拶を交わして信頼関係を構築するとともに、授業に落ち着いた態度で取り組み、学習する環境を整えることが大前提となります。このように、「当たり前」にするべき活動を当たり前にできることを大切にします。具体的な方法策としては、生活委員や学習委員と提携し、授業力向上キャンペーンなどの取組を強化することや、あいさつ運動の実施方法や活動場所の変更・改善を考えています。これらの活動を通して、一人一人の学校生活における意識を向上させ、学校生活をメリハリのあるものにしていきます。



≪講評≫
(・・・前略)移動しながら話します。(生徒は一斉に移動する私に目だけでなく体を向けて話を聞こうとしています)
 昨年12月の生徒会役員選挙で、候補者が口々に「当たり前を当たり前に」のフレーズを公約に盛り込み、当選を果たしました。この「当たり前を当たり前に」は当たり前のことであり、私自身大事なこととして取り組んできましたが、「当たり前のことが当たり前にできる」ことの難しさも実感しています。その難しいことにスポットを当て取り組もうとしている生徒会の皆さんを全力で応援したいと思います。
 ところで「当たり前とは」どんなことでしょうか?生徒会では学校生活を送る上で基本となる週間ということですが、例えば挨拶をするのは当たり前ですが、どんな挨拶ができることをイメージしていますか?また、落ち着いた態度で授業に取り組む姿とはどんな姿かイメージできますか?共通のイメージを描けないと「当たり前を当たり前に」することはできません。2・3年生にとっての直中の当たり前は、1年生にとってまだ理解できていないかもしれません。ですので、丁寧に具体的にイメージできるように教えていかなければなりません。
 話は変わりますが、転入してこられた教頭先生が「生徒たちが、私の話を体を向けて聞いていて驚きました」と教えてくれました。話す人に顔と体を向けて聞こうとすることは大事なことです。先ほどわざと移動しながら話してみましたが、誰に教わったか分かりませんが1年生もみな体を向けていました。顔と体を向けて話を聞くということが当たり前になっています。これからもこの当たり前を続けてほしいと思います。「当たり前を当たり前に」できる学校をみなさんと創っていきましょう。