おたより__

学校だより(2024年4月号)

前向きに楽しむ~1学期始業式(4月5日)校長講話より~



 快晴の下、令和6年度の1学期が始まりました。私にとって、校長として勤める最後の1年間となります。みなさんががんばり行軍で体験したように、ゴールがはっきりと見えると、前向きに頑張ろうとする意欲が強く湧いてきます。
3年生にとっては、中学校生活並びに義務教育が最後となる1年です。これからのイベントは、それぞれ最後となりますので、この春卒業した先輩たちのように、自学・自律・共生の教育目標を意識して、前向きに学校生活を楽しんで欲しいと思います。2年生は、3年生の姿から学び、1年生に範を示しながら来年度に向けて準備を進めましょう。
とは言え、みなさんにとって、卒業は中学校生活のゴールではありますが、人生においては数ある通過点の一つにすぎません。通過点の先の未来を具体的に思い描かないと、未来に不安を感じたり、道に迷ったりすることになります。その先をどう生きるか考えておくことが大事です。
そう言っている私自身、60歳というゴールの先をまだ具体的には描けていません。まずは、この1年を前向きに楽しむために、がんばり行軍で42Kmコースに挑戦したり、パフォーマンスに磨きをかけたりしながら、この先どう生きるかを考えたいと思います。
直江津中学校の学校生活をより楽しむことができるか、皆さんと競争しながら、教職員を含め、みんなが学校生活を前向きに楽しむことができるよう力を合わせたいと思います。共に、頑張りましょう。



【4月8日入学式式辞より(一部抜粋)】
 新入生120名の入学を在校生、教職員一同、心から歓迎いたします。そして、ご列席いただきました保護者の皆様、お子様のご入学、誠におめでとうございます。
・・・中略・・・
 「自学・自律・共生」は、当校の教育目標です。この教育目標の具現化こそ、世のためとなり、予測困難な時代を生き抜くための力となるものと考えます。「自学」とは自らの学びを調整しながら、粘り強く学習に取り組むこと、「自律」とは自己を律する強い心をもって行動すること、「共生」とは他を認め、誰もが居心地の良い集団(社会)づくりに努めることです。常に、この教育目標に立ち返って、考え、行動してください。
 最後に、当校職員一同、熱い思いをたぎらせ、生徒に寄り添い支援していくことをお約束するとともに、保護者の皆様には、直江津中学校での新たな一歩を歩み始めました私たちを支え、応援してくださることをお願い申し上げ、校長式辞といたします。