学校の様子_校長室から_

2学期終業式(12月22日)

終業式に生徒に伝えたかったこと



 たくさんの感動をありがとう。

 炎天下、「青春」をスローガンに掲げ熱戦が繰り広げられた【体育祭】。「すごいですね」と小学校の校長先生にお褒めの言葉をいただいた【いじめ見逃しゼロスクール集会】。「青春」第2弾、互いに高め合う合唱を目指し参観者が涙した【音楽祭】。みんなで楽しんだ新企画イベントである【直中フェス(ブース部門・ステージ部門・直中生の主張部門)】など・・・。

 学校を変えるのは誰か?(問い)
 ここにいる生徒の皆さんです。そして、愛をもって皆さんを支えている教職員です。新たな直中の風が吹き、学校が変わってきています。何度でも言います。”みなさんは私にとって自慢の生徒です。そして頼れる自慢の教職員です!”

 体育祭、スクール集会、音楽祭、学校保健員会、直中フェスなど、どのイベントでも前面に出て活躍した3年生でしたが、活動することを楽しんでいたようにも感じました。
 この様子は、後期の学校評価(生徒用)結果からもうかがえます。学校評価の「毎日、楽しく、充実した学校生活を送ることができた」「様々な行事に目標をもち、努力して取り組むことができた」の項目などにおいて、肯定的な評価がさらに高まっていました。(次ページに続く・・・)



 話は少し変わりますが、教育目標の「自学・自律・共生」の達成具合を確認するために、学校評価を行っています。年度当初、「自学・自律・共生」の中でも、「自学」が学校課題でした。「自ら学習計画を立て、家庭学習に毎日取り組むことができた」「1年生は70分…3年生は90分以上、毎日家庭学習を行った」などの評価が低かったのですが、今年度の前期及び昨年度の同期の評価と比べて大幅に改善され(自己評価ですが…)ていることに手応えを感じています。3学期に行われる標準学力テストの結果が今から楽しみです。
 一方、「自律」に関わる「メディア機器の利用時間に気を付けて生活している」の項目は、受験を控えた3年生は大幅に改善されていますが、「就寝時刻に気を付けて、十分な睡眠時間をとって生活した」「時間を守って学校生活を送ることができた」などの項目において、全体的に肯定的な評価が下がっていることはとても心配です。今後は、この「自律」が当校の重点課題です。この冬休みから、「自律」を意識した生活を心がけましょう。
 更に気がかりなことは、「どんな理由がってもいじめや差別はよくないと思う」の項目において、「そう思わない」とする生徒が若干増えてしまっていることです。未だにトラブルが絶えない背景には、こうした考えに至る思いが影響しているのでしょうか。生徒の思いをよく聞いて、一つ一つ丁寧に対応していきます。

 寒さ厳しい日々が予想されます。お互い健康で、よい年を迎え、3学期に笑顔で会いましょう。楽しみにしています。