おたより__

学校だより(2023年12月)

「まだ時間がある」と考えるか、「もう時間がない」と考えるか



 今年も残すところあとわずかとなりました。本校では、11月は人権教育強調旬間、第2回定期テスト、12月には生徒会役員選挙、生徒会直中フェスなど、2学期後半も多くの行事が盛りだくさんでした。生徒たちは、それぞれの目標に向かって努力し、成長の姿を見せてくれました。保護者・地域の皆様には、日頃から学校教育にご理解とご協力をいただき、心から感謝申し上げます。
 本校では、この一年間で生徒たちがどのように成長したかを振り返り、来年に向けての目標を立てる機会を設けています。生徒たちは、自分の長所や短所を客観的に見つめ、より良い自分になるために何をすべきかを考えています。保護者の皆様には、この機会にお子様とのコミュニケーションを深めていただき、新しい年を迎える準備をしていただきたいと思います。



校長 宮川 高広 
 私こと、来年度のがんばり行軍(42kmコース出場)に向けて、6月以降も週末はできるだけ走り込みを行うように心がけています。42km完走できるよう、日ごとに走る距離を延ばしていきたいところですが、これまでは一向に距離を延ばすことができていませんでした。目標を立てた当初(今年のがんばり行軍直後)は気合十分で、痛めた脚をかばいながらも練習を再開しました。思った以上に距離を延ばせませんでしたが、その理由を痛めた脚のせいにしていました。8月を迎えた頃には、距離が延びるどころか短くなるばかりでした。この時は、その理由を異常な暑さのせいにして、「気温が下がればきっと楽に走れるはず」と、涼しくなる季節を心待ちにしていました。
 そして現在、来年度のがんばり行軍まであと5ヶ月。その内3ヶ月は積雪で走れないと考えると・・・「もう時間がない!」。これまでは、「まだ時間がある」と思い、距離を延ばせない・走れない理由を脚のケガや猛暑のせいにしてきましたが、もうそうはいきません!
 さて、高校受験もそうですが、皆さんの目標達成まで「まだ時間は十分にありますか?」、それとも・・・それぞれの目標を達成するために、改めて目標を宣言し、一緒にがんばりましょう。