学校の様子__

不審者対応避難訓練(10月17日)



 今年度2回目となる避難訓練は、「生徒及び職員が、不審者の侵入による危険な状況から安全に避難や対応ができるよう、一連の避難行動について理解すること」を目的に不審者対応の訓練を行いました。
【想定】6時間目、全クラスが自教室で学級担任による授業中、玄関のインターホンで「生徒に忘れ物を届けに来た」というが、受け答えが不明瞭であったため、不審者の可能性も踏まえ複数の職員で対応・・・
 玄関先で職員Aが来校者に対応(第1線)、万が一に備えて職員BはAの近くでサポート(第2線)、加えて職員Cは刺股、職員Dは消火器を準備しながら職員ABと来校者のやりとりを注視する(第3線)など、即座に様々なことに配慮した対応が行えていました。(この間、他の職員は、1階の窓や出入り口をすべて施錠しました。)
 次ページは、生徒の動きについてです。



 不審者対応時の緊急放送を聞いて、各学級では不審者が校内に侵入した場合に備えて、(1)窓や欄間を施錠、(2)電気を消し、中の様子が分かりにくくするためにカーテンを閉める、(3)机や椅子で教室入り口にバリケードを築くなど、教室への侵入を防ぐための行動を実践しました。

 上越警察署の職員から不審者役をしていただきました。職員の対応については、(1)来校者(不審者)の感情を煽らない適切な質問や言葉がけがなされていたこと、(2)万が一に備えた2段・3段構えの組織的な対応ができていたこと、(3)不審者が引き返した様子を最後まで見届けていたことなど、対応について高く評価をしていただきました。
 全体指導の場で、今回の職員や学級での訓練が記録された動画を視聴し、訓練について振り返りました。訓練だけでなく、振返りに取り組む生徒の姿もとても立派でした。